形や使い方から選ぶ器のポイント
色や形、絵柄、用途によってさまざまに区分される和食器ですが、ここでは形や使い方から見た、器選びについてポイントをお話いたします。
★皿
●大皿(直径30cm以上)・・いわゆる「尺皿」と呼ばれる皿で、宴席などの盛り皿として豪華さを与えるお皿です。
●中皿(24cm~18cm)・・「八寸皿、七寸皿、六寸皿」と呼ばれ、使い道が幅広いので、ご家庭で最も活躍するお皿です。
・八寸皿(約24cm) メイン料理に温野菜などの付合せが盛れるたっぷりサイズのお皿です。
・七寸皿(約21cm) 朝食~夕食まで一人分の盛りつけに最適なお皿です。
●小皿(15cm~10cm)・・食事の取りわけ皿から薬味などを入れる豆皿など身近なお皿です。
・五寸皿(15cm) 大皿料理の取り皿や日常のおかずの盛りつけにお使いいただけます。
・三寸皿(10cm前後) 醤油やソースを入れたり、薬味入れなどに便利なお皿です。
●角皿・・長方形の長皿、正方形の四方(よほう)皿があります。
・長皿は一般的に、焼き物皿とも呼ばれて焼き魚に使います。また長皿で特に大きなお皿は、俎板皿と呼ばれています。
・四方皿は刺身や天婦羅などを盛り合わせるのに向いています。